『X2』サービス統合に伴うお知らせ

2019年8月をもちまして『X2』は『エックスサーバー』に
サービスを統合いたします。

サービス統合に伴い、「契約の移行・統合」と「管理画面の変更」を行います。
お客様側で必要な作業はありませんが、一部のサービス内容や機能において変更があります。
このページでは、以下の項目を案内しています。

『X2』のサーバー契約を『エックスサーバー』へ統合いたします。
料金・ディスク容量・MySQL使用可能数の上限値は統合前と変更なく、サーバー環境はエックスサーバーの最新サーバー相当になりますので、これまで以上に快適にご利用いただけます。

統合に伴い、一部のサービス内容や機能において変更があります。詳しくは以下の項目をご参照ください。

[ プラン名の変更 ]

サービス統合後のX2「スタンダードプラン」「アドバンスドプラン」は、それぞれエックスサーバーの特別プラン「旧X2スタンダードプラン」「旧X2アドバンスドプラン」となります。

統合後はエックスサーバーの全ての機能をご利用いただくことができます。
各プランの仕様については「『X2』各サーバープランをご契約のお客様向け 特別プランについて」をご確認ください。

サービス統合後、以下の機能に変更があります。

■ウェブサーバー
機能 統合前 統合後 解説
Webサーバー apache 2.2.x apache 2.4.x
nginx
-
通信プロトコル HTTP/1.1 HTTP/2
HTTP/1.1
-
■プログラム関連
機能 統合前 統合後 解説
PHP 7.1.x
7.0.x
5.6.x
5.5.x
5.4.x
5.3.x
5.2.x
5.1.x
7.2.x
7.1.x
7.0.x
5.6.x
5.5.x
5.4.x
5.3.x
5.2.x
5.1.x
「5.2.x」利用中のユーザーは統合後も「5.2.x」を引き続きご利用いただけますが、一度変更した場合、「5.2.x」に戻すことはできません。
Perl 5.8.x 5.16.x -
Ruby 1.8.5 2.0.0 -
Python 2.4.3 3.6.x
3.4.x
2.7.x
2.4.3
-
■データベース関連
機能 統合前 統合後 解説
MySQL 5.0.x
5.5.x
5.5.x(MariaDB)
5.7.x
現在のMySQL5.0、5.5は、いずれもMariaDB5.5となります。
MySQL5.7への移行方法については「MySQL移行ツール」をご覧ください。
SQLite 3.3.x 3.7.x -
■ログ関連
機能 統合前 統合後 解説
アクセスログ
ダウンロード機能
当日のみ 過去30日 サーバーパネルの「ログ」機能でダウンロードが可能なアクセスログは、統合後は保存期間の設定によらず、過去30日分になります。
過去のアクセスログの
ファイル名
ドメイン名.access_log_8桁の年月日 ドメイン名.access_log_8桁の年月日.gz お客様のFTP領域に保存されるログのファイル名が変更となります。
過去のアクセスログの
ファイル形式
テキスト形式 (.log 無圧縮) 圧縮ファイル形式 (.gz ※) お客様のFTP領域に保存するログは、統合後はgzipによるファイル圧縮をします。
※圧縮ファイルの展開後は、テキスト形式(.log)形式
■ツール・ソフトウェア関連
機能 統合前 統合後 解説
自動インストール WordPress 日本語版
EC-CUBE3
XOOPS Cube
PukiWiki
WordPress 日本語版
EC-CUBE3
XOOPS Cube
PukiWiki
-
動作確認済み
ソフトウェア
WordPress 日本語版
EC-CUBE3
PukiWiki
Xoops Cube Legacy
concrete5
Joomla
MODX 日本語版
Movable Type
Drupal
Zen Cart 日本語版
WordPress 日本語版
EC-CUBE4
EC-CUBE3
PukiWiki
XOOPS Cube Legacy
concrete5
Joomla
MODX 日本語版
Movable Type
Drupal
Magento
osCommerce 日本語版
Zen Cart 日本語版
統合後は「EC-CUBE4」「Magento」「osCommerce 日本語版」を追加します。
■ライブラリ、コマンドラインツール関連
機能 統合前 統合後 解説
Libxml2 2.6.x 2.9.x -
curl 7.15.x 7.29.x -
vim 7.0 7.4 -
OpenSSL 1.0.1
0.9.8
1.0.2
1.0.1
0.9.8
-
コマンドパス ※一部変更あり。統合後のコマンドパスは、マニュアル「プログラム言語・コマンドパス」をご参照ください。
■その他
機能 統合前 統合後 解説
エラーページ設定 401
403
404
500
501
503
400
401
403
404
500
510
統合後、「501」と「503」のエラーページが設定できなくなります。
※設定済の場合はそのままご利用可能です。
共有SSL 提供なし 既に追加済みのSSL用アドレスは、引き続きご利用いただけます。
WEBメール エックスサーバーのWEBメールへ移行します。アドレス帳のバックアップ等は、統合前に行ってください。
※『携帯WEBメール』は廃止いたします。スマートフォン・タブレットでは引き続きご利用いただけます。
Xキャッシュ 提供終了 統合後、提供を終了します。
メールトリガー 提供終了

このたびのサービス統合に伴い、ドメインのご契約に関しては、当社が運営するドメインサービス『エックスドメイン』へと契約を移行し、以降は『エックスドメイン』料金を適用いたします。 次回の更新時より、『エックスドメイン』料金でのご利用となりますので、ご注意ください。

■ドメインの更新料金(税抜)
ドメイン 統合前(X2通常価格) 統合前(X2優待割引価格) 統合後(Xdomain価格)
.com 1,500円 1,280円 1,180円
.jp 5,000円 2,550円 1,180円〜
.co.jp 7,000円 3,780円 3,760円
.net 1,500円 1,280円 1,380円
.ne.jp 7,000円 3,780円 6,980円
.or.jp 7,000円 3,780円 3,760円
.org 1,500円 1,480円 1,380円
.info 1,500円 1,480円 1,480円
.biz 1,500円 1,480円 1,480円
.gr.jp 7,000円 3,780円 6,980円
.都道府県.jp 5,000円 2,550円 1,180円〜
.asia 5,000円 1,980円 1,980円
.tv 7,000円 3,980円 4,780円
.bz 5,000円 2,980円 3,480円
.cc 5,000円 2,980円 3,780円
.in 5,000円 2,980円 2,580円
.ws 5,000円 2,980円 3,780円
.mobi 5,000円 1,980円 1,980円

■ 上位レジストラの変更について

ドメインの有効期限更新のタイミングで上位レジストラを変更いたします。
---------------------------------------
(現 在) GMO Internet, Inc. d/b/a Onamae.com
   ↓
(変更後) ネットオウル株式会社
---------------------------------------
対象ドメイン名の更新費用のお支払いが確認でき次第、順次上位レジストラ変更作業を実施いたします。
お客様にてご対応いただく作業はございません。

【対象ドメイン】

・当サービスにて管理する .com、.net、.org、.info、.biz ドメイン名

【上位レジストラ変更に伴う制限事項について】

・変更作業期間中は、WHOIS情報の変更やネームサーバーの変更など、各種操作が行えません。
・WHOIS情報の公開代行が行われていないドメイン名につきましては、変更作業期間中、一時的にWHOIS情報を弊社名義のものへ変更させていただく場合があります。

・変更完了後、60日間は他社へのドメイン移管が行えません。ドメイン移管をお考えの場合は、更新料金のお支払い前、または上位レジストラ変更後60日以上経過した時点での実施をお願いいたします。

このたびのサービス統合に伴い、SSLのご契約に関しては、エックスサーバーのSSLオプションサービスへと契約を移行し、次回の更新時より適用いたします。

■SSL証明書の更新料金(税抜)
サービス名 統合前
(X2 SSL料金)
統合後
(Xserver SSL料金)
ジオトラスト
[クイックSSLプレミアム]
20,000円 20,000円
ラピッドSSL 10,000円 7,500円
グローバルサイン
[クイック認証SSL]
20,000円 20,000円

※IPアドレスベースでのご利用となります。
※料金についての詳細は「独自SSL」をご確認ください。

サービス統合後、『X2』のメンバー管理ツールで管理していたご契約管理は、エックスサーバーの管理画面「Xserverアカウント」へ移行します。

[ Xserverアカウントについて ]

Xserverアカウントでは、お客様のご登録情報の確認・変更、ご利用期限の確認、 料金のお支払い等を行うことができます。
ご利用方法については、マニュアル「Xserverアカウント」をご確認ください。

[ 統合後のログインについて ]

サービス統合後は、Xserverアカウントにログインしていただく必要があります。これまでX2で利用していた会員ID(ご登録メールアドレス)とパスワードで、統合後の「Xserverアカウント」にログインすることが可能です。新たにユーザー登録を行っていただく必要はありません。

Xserverアカウント ログイン画面」より、IDとパスワードを入力してログインしてください。

統合に伴い、管理ツールのURLが変更となります。
新しい各管理ツールへのアクセス方法はマニュアルをご参照ください。

Xserverアカウント (旧メンバー管理ツール)
サーバーパネル (旧サーバー管理ツール)
ファイルマネージャー
phpMyAdmin
WEBメール

「お気に入り」や「ブックマーク」などに統合前のURLを登録されている場合は、統合完了後、再設定をお願いします。
また、ブラウザのパスワード保存機能(オートコンプリート)をご利用の場合は、再度情報をご入力いただく必要があります。

サービス統合に伴い、各お支払いはXserverアカウントよりお手続きいただくことになります。

[ 銀行振込 ]

サービス統合後、銀行振込管理番号が変更となります。
管理番号はXserverアカウントの「料金のお支払い/請求書発行」にてご確認ください。
※サービス統合前のご請求については、X2の銀行振込管理番号となります。

[ コンビニ決済 ]

統合後は「スリーエフ」でのお支払いができなくなります。
お手続きの方法は、マニュアル「コンビニエンスストア払い」をご確認ください。

サービス統合後のサポート体制はどうなりますか?

統合後のお問い合わせ・ご相談は、エックスサーバーの「サポート」にて受け付けております。
機能やトラブルに関しては「マニュアル」「よくある質問」でもご確認の上、お問い合わせください。
また、統合後当サービスからお送りするお知らせについては、すべて【support@xserver.ne.jp】となります。
X2のお電話窓口については、2019年10月31日をもって終了としますので、ご了承ください。

旧X2プラン(旧X2スタンダードプラン、旧X2アドバンスドプラン)の内容はどこで確認できますか?

各プラン内容については「『X2』各サーバープランをご契約のお客様向け 特別プランについて」をご確認ください。

統合までに何かする必要はありますか?

事前にお知らせするスケジュールにて、お客様のご利用サーバーをより高機能なエックスサーバーのサーバー環境へ移行いたしたます。 お客様による作業はございませんが、サーバーの仕様が最新となりますので、統合後の「一部提供終了、仕様変更のある機能」や「プログラム言語・コマンドパス」、「PHPのバージョン」、「 動作確認済みプログラム」などを、あらかじめご参照ください。 また、WEBメールをご利用されている場合、アドレス帳のバックアップ等を統合前に行ってください。

統合前と統合後におけるサーバーの仕様に変更はありますか?

はい。統合後のサーバー仕様について変更点があります。
詳細は、「一部提供終了、仕様変更のある機能」や「プログラム言語・コマンドパス」、「PHPのバージョン」、「 動作確認済みプログラム」などをご参照ください。

ネームサーバーは変わりますか?

いいえ。現在と同様、X2のネームサーバーが利用可能です。

メールソフトやFTPソフトの設定変更は必要でしょうか?

いいえ。ホスト名やIPアドレスの変更はないため、 メールソフトやFTPソフトの設定もそのままでご利用いただけます。

サービス統合後、無料独自SSLは使用できますか?

はい。エックスサーバーにサービスを統合することで、無料独自SSLをご利用いただけます。
詳細はエックスサーバーのマニュアル「無料独自SSL設定」をご確認ください。

既存のMySQLデータベースをMySQL 5.7に移行することはできますか?

はい。サービス統合実施に伴い、MariaDB 5.5へ自動的に移行となるため、統合後に「MySQL 5.7移行ツール」を用いて、MySQL 5.7へ移行することができます。

MySQL5.0からMariaDB5.5に移行されることで、動作しなくなることはありますか?

すでに移行したサーバーの実績からも、動作しなくなるようなことはほぼありません。
WordPressやEC-CUBE、Movable Typeなどの著名なCMSにおいては、問題なく動作しております。
例外として、自作のサーバープログラムや長く更新されていないCMSにおいて、MySQL 5.5で廃止された古い記述が残っていると、動作に影響することがあります。

MySQL5.5とMariaDB5.5の互換性に懸念があります。動作しなくなることはありますか?

MariaDB 5.5は、MySQL 5.5と極めて高い互換性を有しております。
すでに実施の移行メンテナンスにおける実績からも、動作に問題はありません。
MySQL 5.5と比較しても、メモリリークの対処や非常に細やかなエラー処理などの改善が行われていることから、より安定したデータベース環境でのご利用が可能です。

統合後にホームページへアクセスするとファイルのダウンロードが始まってしまいます。

.htaccessファイルにおいて、「AddType」ディレクティブの記述に誤りがある場合は、コンテンツの表示ではなく、ファイルのダウンロードが実行されてしまいます。

■ 誤った記述の例
AddType application/x-httpd-php .php .html

.htaccessファイルに上記の記述がある場合は、「削除」もしくは「該当行の冒頭に#を追記して無効化する」のいずれかにて、改善するかをお試しください。

統合後、.html拡張子でPHPプログラムが動作しなくなってしまいました。

.htaccessにて、AddTypeなどの「.html拡張子でPHPプログラムを動作させる設定」を記述している場合は、新サーバー環境においては記述の修正が必要です。
サービス統合時には上記の補正も自動で対応しておりますが、.htaccessに書き込みを許可していないなどのカスタマイズをされている場合は、 統合時に補正が働かず、正常に挙動しなくなるといったケースもあります。
その場合は、「.htaccessの編集」より、該当の記述を以下の内容に差し替えてください。

■ 正しい記述の例
AddHandler fcgid-script .htm .html
cronでPHPプログラムが動作しなくなってしまいました。

サーバー環境の仕様変更により、コマンドパスが変更になっている可能性があります。
問題切り分けのため、「プログラム言語・コマンドパス」をご確認いただき、パスに相違があれば修正をすることで改善されるかをお試しください。

統合後から、サイトの一部または全てが文字化けしています。

エックスサーバーの新環境のサーバーでは、MySQLデータベースに含まれる文字をWEBサイトに出力する場合、文字コードを正確に指定されていないと文字化けが発生してしまいます。
文字化けが発生してしまう場合は、まず以下の二点のご確認をお願いいたします。

■ サーバーパネル「php.ini設定」からPHPの文字コードに関する設定を見直す。
(例)
 mbstring.language
 mbstring.internal_encoding
 mbstring.http_input
 mbstring.http_output
 mbstring.encoding_translation
 mbstring.detect_order
 mbstring.substitute_character
■ PHPプログラムで文字コードを正しく指定する。
(例)【mysql_set_charset("utf8");】など

上記の方法を試しても解決しない場合、稀ではありますが、ご利用のプログラムが新環境のデータベース「MariaDB 5.5」に対応していない可能性があります。
その場合は、移行後のMariaDB 5.5(旧MySQL5.5)のデータベースをエクスポートしていただき、サーバーパネル「MySQL設定」から新規にMySQL5.7のデータベースを作成していただいたものへインポートすることで、文字化けが解決される可能性があります。

※読み込むデータベースの設定もご変更いただく必要があります。
※必ずデータベースのバックアップをした上で作業を行うようご注意ください。
 データベースのバックアップはサーバーパネル「MySQL設定」の「MySQLバックアップ」から可能です。
 詳しくは「MySQLの設定」をご参照ください。

統合後から403エラーが発生しています。

サービス統合の直後から403エラーが発生している場合、.htaccessの記述が影響していることがあります。
例えば、.htaccessに「Optionsディレクティブ」を記述していると+ーでの設定を記述しなければ、最新サーバー環境では動作しません。
該当の記述を削除するか、項目名の先頭に「+」を追記してください。

■ 変更前
Options FollowSymLinks
Options SymLinksIfOwnerMatch
 
■ 変更後
Options +FollowSymLinks
Options +SymLinksIfOwnerMatch
統合後から500エラーが発生しています。

サービス統合直後から500エラーになる場合、.htaccessの記述が影響していることがあります。
.html拡張子でPHPプログラムを動作する記述をしている場合は、以下に差し替えるなどの対応をしてください。

■ 正しい記述の例
AddHandler fcgid-script .htm .html
統合前のアクセスログを確認することができません。

統合前のアクセスログは確認することができず、統合後にダウンロードすることもできません。
恐れ入りますが、アクセスログが必要な場合はメンテナンス予定時刻までに、あらかじめダウンロードしていただきますよう、お願いいたします。

サービス内容や機能の詳細につきましては、エックスサーバーの公式サイトをご確認ください。
その他、ご不明な点等がございましたら、当サービスのサポートまでお問い合わせください。